水素結合 引き合う力
「水素結合」は、本来分子量の小さい水が、お互いを引き合って結びつき、実際よりも大きな分子構造を形作る、水の特殊な性質です。
水が実際の分子単位よりも大きな分子を形作ることを、水のクラスタ化と呼んだりします。
クラスタ化がすすむと、水の界面活性力も増します。
界面活性が増すと、普通なら分離してしまう例えば水と油の境界が曖昧になり、結果「油が水に溶ける」(多少乱暴ですが)ということが起こります。
また、普通なら水分が入り込まないところに水が染み込んだり、ということも起こり得ます。
界面活性力が通常より強い水にさらされた生野菜が、普通より長くみずみずしさを保ったり、食べた際に普通よりもまろやかな舌触りのもたらす、といったことになります。つまり料理が新鮮でおいしくなります。
ミネラルウォーターは、現代ではすっかり一般的になりましたが、これは文字通り"鉱物(ミネラル)が溶け込んだ水"です。水に鉱物が溶け込むと水のクラスタ化が促進され、結果水がおいしくなるというわけです。
現在世界のあちこちで、クラスタ化の研究が進められています。
どんな形のクラスタが最もからだに良い影響を与えるか、多くの研究者がしのぎを削っています。
2009年11月 8日 21:29